映画・テレビ

鎌倉王選手権

続けてのテレビネタになってしまうけど、今ちょうどテレ東の『TVチャンピオン』を観ています。

今夜のお題は「鎌倉王」。

たぶん今回で3回目くらいかな。
前回の放送でも見たような方々が出ています。
お一人は、箱根王選手権の方かも。

私も歴史ネタだけならなんとかいけそうですが、グルメ・おみやげ系は
ダメですね・・。
それは「箱根王」のときもそうでした。

やっぱ地元住民か通勤者でないと。

でも住民って意外と地元で買い物しないしね。
好きで頻繁に通ってる人が一番なんでしょうね。

ちなみに昨年始まった「鎌倉検定」はガイドブックがなかなか勉強になる内容。
写真ばっかの観光ガイドなんかより余程情報が詰まった一冊です。

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『死者の書』、今夜TV放送!

ミクシでも書きましたが、以前、鎌倉で鑑賞した人形アニメーション映画『死者の書』が今夜TV放送(NHK BSハイビジョンにて23:40から)されます。
世界の人形アニメーションを紹介する特集の第3弾です。

http://www.nhk.or.jp/frontier/schedule/20080515.html

川本人形劇ファンの方、また、宮沢りえ(主人公・藤原南家の郎女(いらつめ)の声)ファン、もしくは黒柳徹子(語り部の媼の声)ファンはどうぞ!

再放送は5月26日の14:00から。

また、6月15日に放送されるドキュメンタリードラマ、『人類滅亡を回避せよ ~2075年 地球温暖化のシナリオ~ 』(フランスCAPA制作)も興味深そうです。

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じゅーしーうどん!!

先ほどまで録画しておいた『サラリーマンNEO season2 年の瀬スペシャル』と映画『獄門島』を視ていました。

いやー、坂本龍一や西田敏行の特別コントが嬉しかった。
http://www.nhk.or.jp/neo/contents/conte/watashito001.html

マンネリ化して欲しくは無いけど、まだまだ次シーズンは行けそうなので来年も楽しみ。
キャストはぜひ!現レギュラーを維持して頂きたい。

『獄門島』はやっぱ佐分利信の住職が強烈(笑)。
ついでに小坊主がシャアの声で有名な池田秀一だったり。


ビデオを消したらちょうどCSのANIMAXでファーストガンダムの映画三部作が放送されていました。
デジタルクリーニングなんでしょーか。
画面がすごく綺麗。

で、その合間のCMでこんなんやってました(爆)!
「見える!」
http://jp.youtube.com/watch?v=VN6ygTkwhQU&feature=related

「食えよ国民」
http://jp.youtube.com/watch?v=dCHRVjMpxy0&feature=related

サクとは違うのだよ~!サクサク

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まうりゃうのはこ

映画『魍魎の匣』を観て来ました。

前作(『姑獲鳥の夏』)よりはとっつきやすいのではないかと。
あれはあれで楽しかったのですが。

その前作と制作は異なりますが、キャストはほぼ引き継がれています。

個人的には久保竣公役の宮藤官九郎氏が印象的。
犯人なのですけど。
あと、鳥口守彦役のマギー氏。
脇役なのですけど。

昭和22年の設定なのですが、多くの屋外シーンが上海ロケとのこと。
冒頭に出てくる洋風ビル街などはCGやセットにはない迫力。

ただ、下町や農村、水路沿いの景色などはどう見ても中国なんで、そこんとこはかなり自分を納得させないといけません(笑)。
オープンロケなのにどこか現実感が無いという不思議な感覚。
ともかく、自然光の映像が多いのは心地良いです。

あと探偵・榎木津礼二郎(阿部寛)が乗ってる外車はなかなか格好よいのですが、撮影に使ってる車はサスがかなりスカスカ?
ひどく上下に揺れているように思えたのですが。
乗っている役者さんよりもカメラマンの方が車酔いしてたりして。

「絵」の方のコメントばかりになってしまいましたが、なかなかオモチロかったです。
レイトショーとかでもう一度観ようかな。

この続編『狂骨の夢』や『鉄鼠の檻』も映画化して欲しい・・・。
なんたって神奈川県が舞台だし、お寺ネタだし(笑)。

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テレビ三昧

今日は終日テレビ観賞。
正月でもないのに・・。

『サラリーマンNEO』のシーズン2がBSで朝から一括再放送。
ま、それは前から知ってたんだけど、今朝ついチャンネルを合わせちゃったら、まんま見続けてまった・・・。

昼も出前ピザで超怠惰。
万治の大仏のごとくテレビ前に鎮座し続けた一日でございました。
(って、この石仏さんまだ見に行けてないのだけどね)

今さらながら公式サイトを見て知ったのだけど、エミー賞にもコメディ部門でノミネートされてたんだね。あっぱれ。
賞を取った「Little Britain Abroad」ってのも興味あるけど。

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天国と地獄

この作品、黒澤作品の中でも最も好きな作品の一つである。

今回のテレビドラマ化は、期待と不安半々だったのだけれど、まあテレビにしては期待以上の出来だったのでは。
本作が初めての「天国と地獄」であるなら、結構楽しめたのではあるまいか。

オマージュ作品との事だが、舞台が神奈川県から北海道に変わった以外は、セリフも内容もホントにほぼ同じ。脚色というよりも、脚本のオーバーホールといったところか。あとは誘拐犯人が携帯電話で身代金要求をしてくる点や、女性刑事が混ざっている点などの時代描写のみか。撮影もオマージュ的な撮り方が幾つか散見された。

ただ一つ、物語の再現を重視しているのは良いとして、黒澤作品の味でもある辛口ギャグや、脇役の掛け合いなどが省略された点がやや残念で、それに代るリアリティ演出があまり感じられなかったか。
それには、現代の格差社会や企業腐敗などをあてはめたりする手もあったとは思うが、その点、余りメッセージ性の強いモノを作る気は無かったのかもしれない。

あと、事件後に権藤(佐藤浩市)と竹内(妻夫木聡)が拘置所で面会するシーンもほぼ同様だったが、最後に面会窓にシャッターが下りなかった点も、残念と言えば残念。
あの演出は、犯罪者になっていく弱者への同情よりも凶悪犯罪者への全否定を表したともとれるだけに、やはりメッセージ性が薄くなった感は拭えなかろう。

配役は、戸倉警部役の阿部寛が一番しっくりしていた、自分としては。今更遅いが、『椿三十郎』リメイクするなら彼の方が合うのではなかろうか。
あ、オマージュならいっそ、本部長役を加藤武か山崎勉とかだったというのも面白かったかも(笑)。

うーん、シンプルに面白かったと書こうと思ったのに、結局、映画版と比較する内容になってしまった・・・。
作品は楽しかったのですよ。
明日は『生きる』が放送ですな。

もしまた黒澤作品のテレビドラマ化があるのなら、『悪い奴ほどよく眠る』でもやってもらいたい。

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でんどう入りこけし

今日は蒸し暑かったですな。
せっかくの良いお天気なので、外出、具体的には目黒の庭園美術館&白金城跡でも見に行こうかと考えていたのだけれど、ニュースで見るに意外と都内にも観光客が多い様な報道をしていたので、変更。一転だらりと、今まで撮りためたドラマや映画などを終日鑑賞しておりました。

とりあえず今日は、結構貯まってしまっていた大河ドラマ『花の乱』を最終回までと映画『犬神家の一族(76年)』。人形劇『三国志』も大分貯まっているのだけれど、こちらはまた後日に。

『犬神家の一族』、多分以前も観たと思うですが、真面目に観たのは今回が最初でしょう。いやー、良いですね。
ロケ地、お馴染の備中(今一番旅したい所)かと思い検索しましたら、信州上田とのこと。全部のシーンではないでしょうが、侘びた街の景色とBGMがよく合っていました。有名なテーマ曲以外にも、なんだかどっかで聞いたような曲だと思いましたが、作曲は大野雄二氏。なるほど、『ルパン三世』やNHKの『小さな旅』の曲によく似た調子でした。


おやつ。今日は柏餅ではなく、粽(ちまき)。
近所の店に入ってる「曙」という和菓子屋(地元のではなく本舗は江戸人形町らしい)で購入したのだけど、米菓子ではなく葛菓子(小豆入りと餡入り)でした。さっぱりしていて、今日の陽気には結構な風味でした。


で、タイトルですが、その後夜見ていたNHK教育『土曜かきこみTV』(小学生高学年から中学生向けのネット掲示板参加番組)で一瞬耳を疑ったコメント。

(一般視聴者からのアイデアこけしを立体化して)
みうらじゅん(レギュラー):「これが、そのこけしです」(という感じのコメント)

浅草キッド(ゲスト?):「おーっ、凄いですね。よくできてますね」(という感じ、だったと思う)

NHKアナ(司会):「これらのこけしはですね、殿堂入りこけしとして実際に(宮城?もしくは山形の?)『伝統こけし館』に展示されるそうですよ」(という感じ)

浅草キッド:「おぉ凄い!殿堂入りのこけしですか!」

アナ「そうです。殿堂入りです」

浅草キッド:「で・ん・と・う・こけし館で、で・ん・ど・う入りなんですね?」

アナ:「はい・・。伝統こけし館で殿堂入りです」

掛け合いの映像はここでカット(次の企画に)。
教育テレビにしては(それもゴールデン枠)意味深な(笑)。
というか、みうらじゅんと浅草キッドを前に、誘導的なコメントをしているような気がするのだが(笑)。

さすが、みなさまのNHK。

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川中島合戦 Breathless

映画ですよ。映画。
別に川中島にはあはあしてる訳じゃないですから。
「川中島」で検索されてくる方が意外に多いのでちょっと遊んでみただけです(五面菜祭)。

先ほど久々に映画鑑賞。
ビデオでですけどね。
以前撮りためていたのを。

一つ目が『川中島合戦』(1941年、東宝、衣笠貞之助監督)。
謙信役・市川猿之助、信玄役・大河内伝次郎。
どちらも目玉がキッチリメイク(笑)。戦後の一部時代劇もそんな気がしますが、結構この頃まで主役クラスのメイクは板モノの影引きずってたんでしょうかね。
さすが戦前。ロケ地と馬の豊富さはさすが。
(でも当然アフレコなので馬蹄の響きは、お碗パカパカ)
内容は川中島合戦(第四回の)に至るまでの駆け引きと、上杉方の荷駄足軽・百蔵(長谷川一男)と旅芸人(唄い女)・お篠(山田五十鈴)の淡い交錯(とまで行かない)みたいなもんです。どちらかというと、後者の印象が濃いですかね。
当時の定番コンビですからね。
まあ全体的に淡々とし過ぎて、当時としてもヒットしたのか疑わしい(笑)。
それでも、汚れ役(上杉から武田に裏切る武将・足守小平太)の月形龍之介とかベルさんは大して語らずとも雰囲気ありますねー。

で次が『Breathless(邦題同じ・ブレスレス)』(1983年、Columbia Pictures、Jim McBride監督)。
ゴダールの『勝手にしやがれ(A Bout de souffle)』を原作にしたアメリカ映画。主役・Jesse役はRichard Gere。
良くも悪くも、アホな男ッぷりは観てて楽しいですな。
確かこれ、TK7氏宅のテレビで観たのが最初だったと思います。(そうだ確か。Silver Surferの人形を買った気がする)


しかし・・、全然共通性の無い2タイトル(笑)。

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風林火山

第一話を見逃したと思ってたんですが、たまたま今日の昼間に再放送してるのを観れました。それも出先でお邪魔して(笑)。

オープニングはなかなか良いでないですか。
やはり戦さモノには管楽器が欠かせませんな。
千手明で演奏はワルシャワ・フィルと。ワルシャワで録音されたんでしょうかね~。ポーランドも騎兵で名高かかったので、もしやシャレでしょうか。
同映像はやっぱり「お馬(洋馬)さん万歳」な感じでしたが、最近のCG一辺倒なものよりは「観るぞ!」という気持ちを高揚させてくれる気がしました。

試しにワルシャワ旧市街(市街城壁ありし頃)と騎士のイメージを脳内で合わせてみたら、・・結構カッコイイかも。
ありきたりな時代劇のシーンも、海外のスペクタクル映画のサントラに合わせたら意外な迫力や荘厳感がでたりする事はままあるので、その逆版も面白そう。

それはそうと、第一話。
嬉しや、北条家が登場。
それもドラマでは珍しく勝利の絵です(笑)。
二代・北条氏綱が出るのもこれまた珍しいかも。
個人的には歴代北条家の中で最も興味ある人なんだけど、小説などでも父・早雲か子の氏康の脇役であることばかりでチト残念。(ちなみに開催中の『江戸城展』では2月初め頃まで早雲寺の氏綱像が出展されているそうなので、それまでに行きたい。まあ初見ではないのだけど)
民衆視点的な描き方も意外と上出来だったのではないでしょうか。躑躅ヶ崎館も大手門などは最近の発掘調査成果を多少意識している気もしました。

宍戸開さん演じる原虎胤は、やっぱり大河『武田信玄』(同役・宍戸錠)を意識しての事でしょうね。
で、勝沼信友はあっさり死んでしまいましたね・・。
見映えのする俳優さんだったので、少々勿体無い気もしました。
その兄・武田信虎は仲代達也さんですが、あの眉、プチ狂人なところはどうしても『乱』の一文字秀虎を思い出さずにはいられませんでした。そういえば、今回(1話)の村や花畑のシーンは『七人の侍』っぽい感じもしないではありませんでしたが・・・。

それにしても、信虎が次男を溺愛していたというのは真実なのだろうか。彼の祖父や父の過去例などを知っていればこそ、尚更そのような愚挙はするはずはないだろうと、私などは考えてしまうのだが。

ま、目下は花倉の乱がどう描かれるかが楽しみ。
久々に今川氏や武田氏の旧跡めぐりもしてみたくなりそう。

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花の乱再放送

・・だって。時代劇専門チャンネルで3月から。
これ、一番楽しみにしていたのだ!
大河ドラマ最低の視聴率として今もその記録が破られていない作品だが、それは応仁の乱というやや馴染みの無い時代背景に因るものかもしれない。あとは、日野富子役の三田佳子のヒロイン性の欠如か(汗)。
しかし、考えようによつては銀閣に代表される東山文化の室町時代が、暗い戦国時代に突入していく時代である。
戦国初期の京都及び政変のドラマともいえようか。
まあ、かなりフィクションな部分も多いようなのだけれど・・。
ともかく、放送当時は国外で見逃し、総集編ビデオしか観ていない私には楽しみな再放送である。

因みに東軍の大将・細川勝元役は『陰陽師』デビュー前の野村萬斎が演じているので、ファンの方も観たら宜しかろう。
対する西軍・山名宗全は萬屋錦之介。
将軍・足利義政は市川団十郎。渋い配役ではある。
日野富子子役の松たか子が長じて、三田佳子は少々ギャップがあり過ぎるかもしれないが、それは『独眼竜政宗』の愛姫(後藤久美子→桜田淳子)を思えば大した事ではあるまい。多分。

その前に、2月開始のNHK人形劇『三国志』も楽しみではある。

一つ悲しいことに、『葵・徳川三代』の昨日の回を撮り忘れてしまった。最終回目前だったのに・・・。一話だけでも欠けてしまうのは残念。まあ、それほど執心のドラマでもないのだが。
いっそ、今までのテープも『三国志』か『花の乱』に使ってしまおうか。

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LETTERS FROM IWO JIMA・硫黄島からの手紙

こないだ観てきました。
映画館で観る価値があります。
全編ほぼ日本語のみの映画なので、日本映画かと思ってしまうくらいでしたが(まあイーストウッド監督本人が「これは日本映画です」と言ってるみたいだけど・・)、まあああいう(良い意味で)ドライな描写は日本の方ではなかなか難しいのではないかと思います。
登場人物の殆どが死んでしまう映画ですが(これは別にネタバレとは言わんでしょう・・)、目前で起こる現実と「手紙」によるそれぞれの本音が淡々と描かれていて、あえて感傷的にさせる誘導をしていないのが良い。

色々な意味で観客に委ねられている映画ではあります。

この映画は、日本人よりも、特に米国の人々に観てもらいたいと思って制作されたのだと思いますが、全編字幕の映画としてもどこまで受け入れられるのか興味深いところです。

ちなみに、前作『父親たちの星条旗』をこの機会に一緒に観てしまおうという方は、やはり順番通りに観ることをオススメします。微細な部分ではありますが、やはりリンクしている箇所がありますので。

個人的には「バロン西」こと西竹一中佐の過去もフラッシュバックさせて欲しかった気しますが、きっと全て承知の上でカットしたのでしょうね。身につけていた愛馬ウラヌスのたてがみだけを見せるだけで充分だったのかも。
ついでに、エンドロールは前作のように実物の写真を見せてくれると信じていたので、その点は少々残念。

あともう一つ、西中佐の副官・大久保中尉役の尾崎英二郎という俳優さんはこれで初めて知ったのですが、かなり印象に残る役柄(私的には出ている俳優さん皆印象的だったんですが)。今後注目したいと思いました。


最後に。
こんな映画の話の後にどうかと思うんだけど、来年からバーガーキングが再び日本出店だそうです。
わざわざ米軍基地内まで行かずに済むと思うと嬉しい!
(でも、一度は中の売店で食ってみたいかな)
以前のBKスタンプカードを未練がましく持ってる私ですが、その続きから集めるってのは無理だろうなあ・・・。

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近況

長らく近江レポに時間を喰ってましたが、近事で別して記すことといいますと、まず先月25日から29日まで我が家に滞在していたルーマニア人の友人の話などで、これはまた後ほど。(今日は彦根城訪問の話で疲れました・・・)

それから、今月1日は帰宅前に映画『武士の一分』を鑑賞。『たそがれ清兵衛』に続いて下級武士の話であるが、考証といい演出といい実に渋い。個人的には敵役の坂東三津五郎さんが格好よいと思ったのですが、どうしてどうしてキムタクと壇れいの夫婦もそれほど悪くありませんでした。

昨日2日は全休だったので(助かった・・・)、昼食を征夷大将軍太郎殿と平塚で。オリンピック百貨店などでは早くもクリスマスイベントなどが行なわれていましたが、風強く、心なしかサンタギャル達(笑)も寒そうでありました。

帰路に京極夏彦の新作『邪魅の雫』を購入。
大磯・平塚地区限定の特装版が欲しいとも思いましたが、駅周辺の店頭には殆ど残っておらず、わずかに見つけたものも人手でややくたびれた感がありましたので、諦めて地元で贔屓の書店にて購入。付録の『京極夏彦全作品解説書』が余っていたものか、レジの人に「もう一部、保存用に如何です?」と頂いた。所詮オマケ冊子ではあるが、ちょっと嬉しかった。
ついでに、月刊『たくさんのふしぎ』12月号を購入。同誌は、福音館の小学生向け科学絵本であるが、同号は小田原・熱海間を走っていた人車鉄道のお話であった。私自身はそれほど興味深い内容ではないのだが、貴重な絵入りの郷土史テキストであると思い保存用までに。
http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=20089

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FLAGS OF OUR FATHERS

『父親たちの星条旗(FLAGS OF OUR FATHERS)』を先週観てきました。この、硫黄島を舞台にした映画の制作発表がなされたときから、いつも興味を持って楽しみにしていたのであります。なにより、制作が『プライベート・ライアン(SAVING PRIVATE RYAN)』や『バンド・オブ・ブラザーズ(BAND OF BROTHERS)』を手がけたドリームワークス。この発表を知るや「ついに太平洋戦線モノもやるのか!」と、内心発奮したのであります。ただ、『ラスト・サムライ(THE LAST SAMURAI)』のように、またヘンチクリンな日本軍(日本人)にならないかが心配でもありましたが。

観てきた観想としては、率直に言って「大変良くできていた」作品だと思いました。ただ、戦闘シーンはその初期上陸戦闘と擂鉢山付近が主で、以後は時おりの回想シーンが挿入される程度かな。私を含め戦争映画やミリタリーのファンにはそこが少々残念ではありましょう。何せ、前の過去二作は戦闘シーンも戦場ドラマも豊富だったですし。とはいえ、この作品の主筋は、擂鉢山に星条旗を立てた(ある意味ヤラセの)写真で一躍ヒーローと祀り上げられた海兵隊兵士たちの「その後」を描いたもの。そういう点では、今までの作品には少なかった戦場の「兵士の戦争」としての視点が、世論と向き合う「国家の戦争」と対面する状況が映し出されており、アメリカ映画としては新鮮な感じもしたのでした。こういう描き方は、敗戦国の日本やドイツの戦争映画では当たり前のものですが、アメリカではまだ珍しい方ではなかろうかと。特に第二次世界大戦モノとしては。だから、今まで「悪なる敵」として描かれて観るに複雑な気分を禁じ得なかった日本の映画ファンも、素直に受容できた点が多々あったのではと思います。冒頭の「戦争は単純に悪と正義の闘いなどではない」のメッセージがずっと心に残りました。
あと、個人的にはバリー・ペッパー(Barry Pepper)やニール・マクドノー(Neal McDonough)が出演しているのが、前二作と同じ作品世界という感じがして良かったです。ペッパーは、メル・ギブソンの『ワンス・アンド・フォーエバー(WE WERE SOLDIERS)』にも出ていましたが、早くも戦争映画に良く似合う俳優と目されていそう。

で、期待していた戦闘シーンはやはり素晴らしい出来。上陸作戦を描いたモノとしては『プライベート・ライアン』に並ぶ作品になるでしょう。個人的に印象に残ったシーンは、まず東京ローズの色っぽい欺瞞放送(笑)。確か『シン・レッド・ライン(THE THIN RED LINE)』でも少し流れていたと思いますが、本作の方が上手な使い方をしていると思いました。上陸前の大船団や、その中を飛び交うコルセアの爆音、そして上陸を前に高揚する海兵隊兵士らの姿は、大きな戦闘が始まるという緊張感を盛り上げます。そして、誤って海に落ちた一人の兵士の姿がその後の不安を予感させたり(もしかしたら彼はラッキーだったのかもしれない。もし、後続の船に拾われて生存していたとしたら)。上陸後の暫くの沈黙と、突然の大規模な集中砲火。まるで交響曲のよう。アイスランドで撮影されたとありますが、火山灰砂の黒さや軽さがリアルです。大規模な艦砲射撃、戦闘機のコクピット視点からの機銃掃射(とロケット弾)、LVT(水陸両用車)などは、『プライベート・ライアン』では登場しなかったと思うので、マニア視点からは新鮮。日本兵は、夜間の斬り込みと擂鉢山山頂付近での銃撃戦以外では、殆ど顔や姿は見えず。これは、巧みに隠蔽されていた日本軍陣地の表現であったり、見ない敵としての不気味さであったり、今作は米軍側の「硫黄島」であるから余計な描写はいらない、などが判断されたのでありましょうか。私は、結果的にそれで良かったと思います。それでも、上陸部隊に集中砲火を浴びせる日本軍の火砲のシーンはかなり激しく描かれています。擂鉢山陣地からの砲撃や、ブッシュ内のトーチカ(兼地下壕)からの銃撃は凄まじいです。実際のところ、上陸予定地区の海岸付近や擂鉢山の砲陣地などは事前の空襲や艦砲射撃で約半数が壊滅状態だったそうで。何せ、島の姿が変わったといわれるほどの火砲が打ち込まれています。それでも、地下壕のおかげで見かけほど人員の損耗は大きくなかったとか。映画でも、トーチカに手榴弾を投込んで爆発させても重機関銃(92式?)が打ち続いていたりするシーンなどがありました(壕内の奥から別の銃主が出て代わったのだろう)。また、手榴弾自決した日本兵の無残に損壊した死体なども、実際の証言などを元にしていると思われますです。

 本作の冷静な姿勢は次回作(というか二部作の後編)『硫黄島からの手紙(LETTERS FROM IWO JIMA)』にも現れていることを期待しています。予告編の内容からすると、同島を守備していた最高司令官の小笠原兵団長、栗林忠通中将(渡辺謙)が主役のようであります。日本では「日本から見た硫黄島」と大きく宣伝されていますが、アメリカの戦争映画ファンなどは、今作(『父親たちの星条旗』)を序章とし、次作の『硫黄島からの手紙』がハイライト的な戦争映画となるのを期待しているのではないでしょうかね。やはり二部作だと、後半に色々な期待を寄せてしまうと思います。ただ、イーストウッド監督の作品であるので、私などはかなり静かな作品となるのではないかと予想していたりも。でも、期待しています(笑)。
 前勉強で読んで良いと思ったのが、堀江芳孝氏の著作。同氏は元小笠原兵団の参謀を勤めた陸軍少佐。硫黄島の戦いが始まる前に父島に連絡役として配置換えされました。戦後は英語を生かして米軍通訳や、硫黄島戦史の講義をワシントンや在日米軍基地などで行なっているようです。それだけに、日米両側の硫黄島戦史に通じており、また栗林中将との会話や司令部での研究会の模様など、当事者ならではの内容が大変興味深いものです。

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丹波御大ついに死す

この頃、御大のサイトがなかなか更新されないと思っていたら、今日突然の訃報。肺炎だという。
大河の『義経』の源三位頼政を見た時、酷く痩せ細っていて驚いたが、あの頃から健康に陰りが見えていたのかもしれない。
それでも、当今大往生の年齢ではなかろうか。
今頃、ご自身が長年研究していた霊界をついに実見して、「ほーら、俺の言った通りじゃないか」などと大いに呟いておられそうである。まあ同氏の書籍に従うなら、今はまだ死んで一日目だから、厳密にはまだ霊界には行っておられず、亡骸のあたりをフワフワしておられるのやもしれぬ。

俳優としても“霊界案内人”としても、インパクトの強いお方であった。あの、独特の偉そうな態度が懐かしい。
色々な作品で楽しませて頂いたことに感謝。
頓証菩提。合掌。

さて、今後どこかしらの局で故人追悼の映画放送などするのではないかと思うが、この機会に『ノストラダムスの大予言』(1974年)を公開する勇気ある局がないだろうか。
ネタ本である五島勉の同名シリーズをほぼ全巻読んでしまった私としては、これだけが未見で心残りではある(笑)。
出演作品だけでも膨大な数になる。
何が選ばれるのだろうか。

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死者の書

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昨日、久しぶりに鎌倉へ。約半年ぶりだったろうか。
ホームから改札に向かう地下通路(旧通路)が、旧小田原駅や国府津駅の通路を思わせて懐かしい。
改札口でミク友にもなっている将軍太郎さんと待ち合わせ、生涯学習ホールへと向かった。
土曜とはいえ、午前9時半の若宮大路はまだ通る車も少なく、名の通り広々と感じさせた。

今回鎌倉へ来たのは、人形劇映画『死者の書』鑑賞のためである。
NHK人形劇『三国志』や『平家物語』等で良く知られる川本喜八郎氏の監督・脚本になる人形アニメーション映画で、原作は折口信夫著『死者の書』である。
http://www.kihachiro.com/
あらすじは上の公式サイトか、アマゾンなどで原作の紹介をご覧ありたい。
声の出演者も豪華ながら、人形の表情の豊かさ、時代考証が反映されたセット(人形スケールの)の豪華さ、衣装の美しさ、動きの細やかさに大変驚かされた。築地塀の版築工事の風景や、鳴弦と足踏みの悪霊祓いなど、歴史好きにも再現映像を観るように楽しめる。私が気に入ったのは、最後のシーンもさることながら、主人公の藤原南家郎女が大津皇子に導かれて二上山の当麻寺に出奔するシーンである。風雨の中を歩くひたむきな姿が風に吹きさられる髪や衣の動きなどで、本当によくできていた。表情に乏しいはずの人形でも色々と表現できるのだと、改めて思わせられた。ただ、幻に出てくる阿弥陀如来(大津皇子)の顔が、今観ている『平家物語』の平清盛や弁慶(たしか共に声は風間杜夫)の顔にちょっと似ているので、ちょっと肝心な所でにやけてしまった。

実のところ、私は川本氏の作品のファンだったわけでも、文楽好きだったわけでもない。
ただ、つい最近、CSの時代劇専門チャンネルで再放送が開始された『平家物語』を見始めたところ、その演出表現の見事さに感動し、放送以来今も毎話ビデオに録画するようになってしまった。それで、ネットで氏のことを検索したところ、最近『死者の書』という作品が完成し、各地で公開されているのを知った由である。題からして内容にも興味を感じ、上のサイトを見たところ、どうやら原作は「当麻曼荼羅縁起」をモデルにした作品ということで、二重に興味をそそられた。同縁起は、今年の3月に我が祖父が永眠した後、幾つか読んだ死後観(スピリチュアル)や仏教の本の一つであり、内容も記憶に新しかった。(私が読んだのは、中公の『当麻曼荼羅縁起・稚児観音縁起』だが、大型本ならではで絵巻が美しいし、解説も文章も平易に下されているので、まるで紙芝居のように楽しめた。同作品に限らず、この絵巻シリーズは大変気に入っている)

また、本編が始まる前の序章『ひさかたの天二上』も興味深い。本編の作品世界を補完というか分かりやすくする形の前説なのだが、当時の都から見て、日が昇る三輪山と日が沈む二上山へ投影された異界観などが美しい実写映像で説明がされていた。西陽の落ちる二上山は死者の郷であり、山越阿弥陀図の山は、ここではまさに二上山になっていた。
私は当麻寺どころか、奈良観光も未だろくにしたことが無いのであるが、陽の沈む山に異界や阿弥陀の世界を感じる心は分かっているように思う。私が現在住んでいる小田原郊外の農村地帯からは、夕方になると、季節にもよるが、箱根の山に陽が沈んでいく。その時の空の赤さと連山の黒い巨体のコントラストは、大変印象的である。そして、陽が沈みきる直前の空の赤や紫のグラデーションと、稜線から溢れる光彩からは、山越え阿弥陀を想像することもできる。
中世に箱根が亡者の山として地蔵信仰の場所となりえたのは、多分に火山性の荒涼とした自然環境に拠る所も多いが、おそらく山越阿弥陀のような景観をそこに視る人も居たのではないかと信じている。

つい横道に逸れてしまったが、序章・本編ともに久々の大作を観た思いがした。DVD化するならば、また是非じっくり観たい作品である。

今回の鎌倉上映を主催したのは、「鎌倉で映画と共に歩む会」。どうやら小規模な団体のようだが、このような機会を設けてくれた事に感謝したい。上映前の挨拶では、希望者はチケットを持参すれば夕方の回(上映はこの日のみ)でも鑑賞可能との旨お話され、なかなか嬉しい企画であったが、この後の史跡観光などで疲れてしまったので、買いそびれたパンフレットを購入しに寄るに止めたのであった。

ちなみに、岩波ホール発行の同パンフレット(写真)は、制作日記や豪華な寄稿記事のほか、作品シナリオも掲載されている。鑑賞の機会がある方には購入をお勧めする。

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ユナイテッド93

(注:ネタバレです)
・・を帰宅前に観てきました。
やるせない。
まあ、観る前から分かってはいたことですが。
でも、余計な脚色はされず、淡々と描かれていたところには好感を持ちました。
知名度の低い俳優、意図的な手持ちカメラの映像(手ブレ)、やや荒めの画質などが、観客を自然に“あの日”の衝撃へとぶり返す効果を発揮しています。
犯行を実行に移すまでの実行犯の恐怖と躊躇の微妙な感情。
突然、日常的な空気から非日常的な恐怖へと落とされた乗客たち個々の恐怖と絶望。そして最後の希望と勇気。
ハイライトというような盛り上がりもセリフも無く(あえて言えば、「アッラー・アクバル」「愛している」「さようなら」)、乗客たちの最後の抵抗と機体の急降下。窓から見える地面が近づいて沈黙の暗転。
まだ記憶に新しいだけに、感情移入が登場人物の色々な人に入ってしまいました。
疲れました。
ですが、良くできた再現映画だったと思います。
もちろん、最後の乗客の抵抗は、男の乗客達が飛行機を奪還する旨の電話記録と、回収されたボイスレコーダーの音声くらいしか明らかではないのが事実で、実際どうなったかは不明とのこと。
ネットで検索すれば、米政府の捏造説や撃墜説などもあります。
でも、それらを踏まえた上で鑑賞しても、衝撃度は変わらなかったでしょう。

別に何かに対する怒りなどは起こりませんでした。
まあ、この時期に公開されるのを考えると、ある種の政治力が関わっているような気もしないではないが、イラク戦争肯定派のプロパガンダというには、それほど力を感じないし。
ただ、脱力感に似た気だるさのみ。
昔ながらの事件(推定)再現映画というジャンルにおいては、観る価値ある映画です。

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サイレントヒル観てきました

(注意:結構ネタバレです)

行って参りました(街かどテレビではない)「サイレントヒル」。ようやく先ほど(お盆のミク日記書いた後に)。今日は急遽、振り替え休日となったので。

最初、ゲームが元ネタの映画だと聞いて、結局RPGアクションぽいホラーなんだろな、と大して期待していなかったのですが、すでに上映した米英ではなかなか評判も悪くないようで。
で、ここんとこ映画館にも行ってなかったので、ちょうどよく行ってきたわけです。ハイ。

で、感想ですが、オモロイ!オモチロイ!(水木大先生風)
絵がキレイ!怪物がイイ!描写が細かい!
私は、終盤近く(魔女狩りの話が明かされるあたり)まで話の予想がつかなかったので、安心して世界に浸れました。

妖怪もとい怪物は、主人公ローズの娘、シャロンの本体と云うか暗黒面の怨念が生み出したんだろうけど、皆怪物らしくイキイキして素晴らしい。
劇中で怪物の名前は紹介されない(そりゃそうだ)んだけど、公式サイトの説明には紹介されている。
巨大な剣をふりまわす「レッド・ピラミッド」は、なんとなく中世の死刑執行人を連想させる。
気に入ったので、ブログの表紙に載せてみた(興味ある方はどうぞ>http://muyakuen.cocolog-nifty.com/

あと、終盤の地下病棟に出てくる「ダーク・ナース」。
顔はブーというかグチャグチャでしたが、皆さんスタイルが良いこと。富士急ハイランドのお化け屋敷よりも、ゴージャス。
しかし、お揃いでスイングして出てきたときは、なんか「スリラー」のビデオ連想して笑いそうになってしまいました。

でも、一番感動というか、インパクト大だったのは、灰白色の世界が暗黒タ~イムの訪れで、壁紙やらいろんなインテリアが灰燼に化していくシーン。これは、実に(うわー、ヤバイことになってきたぞー)という気分にさせてくれます。
最近の日本のホラーのように、安直なBGM(と、そのタイミング)で恐さを出そうとしていないのも、予測が付き難くて楽しめました。
あと、あの婦警の火あぶりシーンね。衣服から湿気が揮発するところから、顔の表皮がめくれ、ついには延焼していくとこまで、可愛そうなくらいリアルっぽかった。(ここでもつい、八百屋お七を思い出してしまった)

それにしても、あの暗黒少女、あんなにアッサリと復讐を晴らしてしまって、ホントに満足だったんだろうか?30年もベッドで怨念研ぎ澄ませてたんでしょうに。もっとジワジワと恐怖と苦痛を味わわせてこそ、悪魔ちゃんぽいのにね。

で、最後のオチだが、シャロン少女はあの灰色世界(および怨念領域)を街の外まで広げてしまった、ということなんだろうか?続編あるの?

ともかく、魔女狩りの祟り・カルト・密室状態とホラーの基本はかなり押さえているものの、“お約束”的なマンネリ感はそれほど感じないので、とても楽しめました。
ゲームやってみたくなりました。

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あなたの好きな映画は何ですか?第2弾「戦争映画」編

さて今日は本命(?)の戦争映画ベストです。
たぶん私が一番好んで見ているジャンルかと思いますが、深読みしすぎて変な人だと思わないように!

で、戦争映画なんですが今回はちょっと少しばかりの定義を。
いわゆる歴史劇と戦争映画の線引きです。
はっきり言って人間の歴史そのものが、ほぼ戦争の歴史といえなくもありませんから。
ですので、今回は近代戦以降の映画に絞りたいと思います。

じゃあ『戦国自衛隊』はどうなんだ?と言われると困っちゃうんですが・・。まあ、あれはSFにしといてください。

ということで、今回は強引ですが20世紀以降の戦争をベースにした映画でマイベストを。

1「Uボート」(Das Boot)
2「鷲は舞い降りた」(The Eagle Has Landed)
 
この上位2位の作品は、内容・音楽ともに凄く好きな作品。
実はこの下に「戦争のはらわた(Cross of Iron)を入れようかと思っていたが、そうすると上位3位全てがドイツ軍が主役になってしまうことに気が付いた(笑)。しかも主人公が両方シュタイナーだし(爆)。

3「特攻サンダーボルト作戦」(Raid on Entebbe)

だからといって、3位にこれを選んだのは皮肉でもブラックジョークでもなんでもありません(笑)。
とりあえず「はらわた」は、置いときます。
このサンダーボルト作戦、映画としてはとてもよく出来ているしテンポよく緊張感が味わえます。
そして戦友同士の熱い友情もとても感じれるのですが、日本では色々と政治的配慮もあってかなかなか、最近ではテレビ放映されないような気もします。
チャールズ・ブロンソンが渋いし、若きジェームズ・ウッズもいい男です。レンタルビデオにあったらお勧め。

4「プラトーン」(Platoon)
5「ジョニーは戦場へ行った」(Johnny Got His Gun)
この2作はまあ、説明する必要ないかと思われますが、やはり戦争のリアリズムの名作だと思います。
プラトーンは授業をサボって二度ほど観に行った思い出があります。

6「ウェルカムトゥサラエヴォ」(Welcome To Sarajevo)
7「セイヴィア」(Savior)
この2作はユーゴ内戦もの。
「・・サラエヴォ」のような戦場ジャーナリストの作品では、「キリングフィールド」(The Killing Fields)「サルバドル~遥かなる日々~」(Salvador)があり、私はどれも好きな作品ですが、一番最近のものとしてこれを選びました。
「セイヴィア」は色々と描き方のスタンスに批評もありますが、見ておいて損はないと思います。

8「空軍大戦略」(Battle of Britain)
邦題では分かりにくいですが、「英国の戦い」(第二次大戦の英国本土防空戦)の話しです。
英独の軍用機がたくさん(ドイツ機は厳密にはスペイン空軍機ですが)。俳優もたくさん。
とにかく金がかかっている映画です。
これが好きな人で、イギリスの爺さんでなければ、あとは飛行機マニアと断言できるのではないでしょうか。
オープニングの映像がワクワクします。
RAF制服姿のロバート・ショーが格好いい。
最近「英国の戦い」を描いた作品としては、「ダークブルー」があります。日本ではジブリ初提供の洋画でした。
この作品の内容を真似たのが、あの悪名高い(笑)「パールハーバー」(Pearl Harbor )ですが、こちらの方が全然良いです。

9「橋」(Die Bruecke)
10「遠すぎた橋」(A Bridge Too Far)
同じ「橋モノ」ですが、前者は西ドイツ映画。ある村の橋の守備を命じられた少年兵達の運命を描く話です。
後者は攻め手の連合軍。マーケットガーデン作戦を描いた大作です。個人的には、音楽が良いのととロバート・レッドフォードが出ているので好きな感じです。
それにしても、「橋」を題材にした戦争映画の多いこと。

11「二〇三高地」
よく考えたら日本の戦争映画がベスト10入りしていませんでした。小説では優れたものが多くあるというのにどうしたものでしょうか。
とりあえず、二〇三高地を挙げときました。
さだまさしの歌がちょい沈みますが、所々に攻撃前の緊張感を上手く感じさせてくれるシーンがあります。
それにしても、この頃の戦争映画観ると、必ずといっていいほど佐藤充と永島敏行が出ているような(笑)。

12「敵中突破300里」
日露戦争のさ中、ロシア軍を偵察に敵中深く入る5人の斥候兵の話。脚本(原作は山中峯太郎が「少年倶楽部」に連載していたもの)は黒澤明で、発表は監督デビュー直前の頃だったかな・・。当初から評価は良かったが、まだ若手の監督に任せるには大作過ぎるとのことで見送られ、戦後、森一生監督の指揮で作られた。黒澤は後にこの時のアイデアを「隠し砦の三悪人」で結実させているが、この作品でもそんなシーンがある。

13「トラトラトラ」(Tora! Tora! Tora!)
これも、黒澤明と変な因縁がある作品。あえて触れないけど。
本作は日米合作の映画。色々あってテーマ性が薄れてしまった作品ではあるが、それでも日本のプラモデル特撮映画に比べると、断然の迫力。日本海軍機はアメリカの練習機の改造だが良く出来ている。また、戦艦長門は実物大のセットを作ったというからすごい。
テーマ性が薄れたとはいっても、真珠湾攻撃に至るまでの両国のやり取りや、情報の駆け引きなどは歴史をしっかり伝えようとしている。この30年後に制作されたパールハーバーなどよりよっぽど見る価値あり。
ただし、アメリカ公開版と日本公開版で多少異なるのは昔も今も同じ(渥美清の主計兵のシーンや近衛兵のシーンがカットされている)。

14「日本海大海戦 海ゆかば」
戦艦三笠の軍楽隊員が主役の日本海海戦ものがたり。
ストーリーは全く大した事ないのだが、海戦直前の緊迫感や砲戦の猛火が迫力ある。ただし日本海海戦の内容というより、三笠艦内の様子で終始する感あり。
出航シーンから砲戦までの艦内生活などが興味深い。エンドはなんともつまらんのだが。
脇役だが佐藤浩一がいい味(笑)。

番外「カサブランカ」(Casablanca)
メロドラマですが、戦時色濃い映画(42年公開)ですので一応、中に入れときました。
好きな作品です。

とりあえずこんな感じ。
また後できっと付け加えたくなるでしょうが。
色々考えすぎて、選ぶのに3時間半もかかってしまいまった。

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あなたの好きな映画は何ですか?第1弾「ホラー・怪奇映画」編

日記じゃないけど、お客さんとカキコ数をアップさせるためにベタな企画を考えてみた。

立ち寄りさんでも大歓迎です。
お題の映画でマイベストなもの、内容だけでなく自分のテイストにヒットした作品とか挙げてみて下さい。

ということで、最初は戦争映画にしようかと思いましたが、いきなり超マニアックなスレになることが予想されますので、ここは季節外れな「ホラー・怪奇映画」にしようと思います。
よろしう。
ではますは言いだしっぺから。

あんまりクラシカルな名作は見てないので、良いのがあったら教えて下さい。

1「エクソシスト」(The Exorcist )
色んな効果を実験した先がけとして。あと宗教系オカルトホラーは恐いと思う。

2「ローズマリーの赤ちゃん」(Rosemary's Baby )
これも宗教的な恐さといえるかな・・。救いが無いエンドになんとも言えん無力感。

3「サイコ」(Psycho)
ヒッチコックのは「鳥」(The Birds)と「白い恐怖」(Spellbound)も好きです。

4「リング」(第一作、98年)
ほぼ和製キャリーともいえるので、Sissy Spacekの「キャリー」とどっちにしようか考えたけど、やはり日本人としてはこうした民俗的な恐さが嬉しいし、その後の和製ホラーブームのさきがけとして。

5「八つ墓村」(松竹、77年)
ホラーというか分からないけど、横溝原作作品なので一応こちらに。渥美清の寅さん以外の演技に惹き込まれます。

6「ミザリー」(Misery)
キング原作の映画なら「シャイニング」(The Shining、80年)が名高いけど、個人的にはこっちの方が好き。どっちも雪に閉じこめられた世界という設定だけど。

7「女優霊」
中田秀夫の「リング」前の作品。脅しの手口は同じなんだけど、洗練されてない良さというべきか。柳ユーレイは名前だけでなくホラー向きなんだと思った。

8「死国」
中途半端な心霊純愛映画?だけど、初めて見る場合に限り、前半の幽霊登場シーンはちょっと恐くてナイス。地味だけど、こうした民俗系ホラーの方がありそうで恐い。一番、リアルな地縛霊といえるかも(笑)。

9「バタリアン」(The Return of the Living Dead )
これ、コメディなのかもしれんけど、まあゾンビ映画なので。

10「マタンゴ」
ホラーというか特撮映画の部類なのかもしれないけど、キノコに人間が寄生されるというキモさは、小学生低学年の私には強烈でした。あの後しばらくはナメコ汁が食べれませんでした。

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終わりに見た街

今夜の番組。BSで放送してた「男はつらいよ」とどっち見ようか迷ったけど、懐かしい作品だったのでこっちにしてみました。http://www.tv-asahi.co.jp/owari/index.html
このドラマ(山田太一脚本)は1982年に放送された「終わりに見た町」のリメイク。キャスティングも良くて、安心して楽しめました。ラストは前回の細川俊之主演の時と似た感じという気がしますが、自分が子どもだった分、旧作のラストの絶望感がより深く心に刻まれています。
もし自分や家族がこんな時代にふっとばされたらと想像をめぐらすのは、なかなか有意義なことだと思います。でも、できるなら大正の震災前の時代に行って見たいですけどね。

昭和の街は栃木市や桐生市などでロケされたようですが、あのような場所、現代的に撮ればきっと「寅さん」的なイメージになるのでしょう。
でも、家族で見てて親父が一言「砂ぼこりが立たないね」。
そう。良く見れば路面が舗装されているのです。国道でも舗装されてたのは一部の当時ですから、街中の一般道ではまず未舗装だったはず。それだけ、たった半世紀過去の景色でも、都市の風景というのは今では再現するのが難しいということで