カテゴリー「アニメ・コミック」の12件の記事

“虹”を越えたら、次は…

遅ればせながら、UCep7のブルーレイを友人から借りて観賞。
群像劇でもあるだけに、終局的な切りすて感もあったけど、概ね満足。
楽しめました。心洗われました。寝不足なんてなんのその。
素敵過ぎる、宇宙(そら)飛ぶギガンなんてのも見れたし(笑)

まずは、毎度、大河ドラマ見終わったときの様な活力、若返りを感じさせてくれた事に感謝。

視聴者の多くはきっと、主人公よりも周りのオジサン達に近い年齢なハズ。
頑張って若気気張ってみてもたぶん絶対リディよりは戻れない(笑)
各話で色んなオジサン達に感情移入できたのが面白かった。

最終話では、まさかの「めぐりあい宇宙」の走馬灯。
地元の超混雑した映画館で床に座って二度見したのが小2か小3の春休み。
今の映像で見れた嬉しさもあるけど、“ガンダムと一緒に俺も年とったんだなあ”というのが実感(笑)
宇宙世紀大河を振り返るBGMにアレンジされた「めぐりあい」の音力が大きかったと思う。
ユニコーンは全作通じてサントラも各主題歌も最大効果(まさにNT-Dモード笑)発揮してたと思います。

そんな太陽みたいなジオングとの決戦は、“強大な敵vs無鉄砲な若者”というガンダムお約束。
つい『アリオン』のアポロンとの決闘~大団円シーンを連想してしまいました。

にしても、こんな大それた体験をしてしまったバナージ、今後、長く続く普通の人生に満足できるのだろうか…。

そして、私。来年には何を楽しみに待てばいいのか…
オリジンのキャスバル編、映像化は楽しみだけど、ユニコーンの直後なだけにまだ心配です。

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『リーンの翼』

昨夜、ようやくDVD観賞完了。
なんかメッチャ凝縮してるクセに視聴者置いてきぼりな位駆け足な物語だった。
コミカライズだけでも先に見といて良かった(笑)

生命哲学というか原理的なモノの描き方は、不動の富野節で楽しめたけど…。
作画は今観ると既に古さを感じるが、演出表現(人物の心情をセリフを用いず動画だけで描いたり、オーバーアクションな止め絵の排除等々)の方向性にやはり富野オリジナルを感じるし、BGMもメリハリが効いていて心地良い。

でも、総合的には、富野ファンだけにしかお勧めできないかも(笑)
御大の作品て、感情移入できるキャラが滅多に出ない?
だから脇役が魅力的に見えるんだろうけども…
本作は尺が短かすぎて、脇役も魅力を発揮する前に終わってしまった。
原作小説を読んでればまた違うんだろうけど…

何か絵的に良かった点を書かねば…(汗)
あ、ホウジョウ軍の量産型オーラバトラー“ライデン”は、武者っぽい動きでザコながら印象に残りました。

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第3新東京市指定チャージ機

久しぶりに小田急乗ったら、改札口脇にこんなの。
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箱根は小田急が観光企画を全面バックアップしてくれて羨ましい。

しかし、作品を知らない人にとっては何の機械だかさっぱり分からないラッピング(爆)
事実、多くの人が、後方の「のりこし精算機」でチャージしていた。
こんなんじゃ長くはないかも(笑)


ちなみに、サイドはこんな感じで、もろにアニメ。
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“in 小田原”なのに箱根うちわだし、微妙にどうでもいい感も(笑)

というか、小田原駅自体が普段それほど観光ムードのある構内じゃないんだよね。
伊豆・箱根へのターミナルではあるけど、客で賑やかなのは土日祝日くらいだし。
今のクリーンな小田原駅しか知らない人には、競輪開催日の旧駅舎の場末感は想像できまい(笑)

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新東名ガンダム

静岡県は袋井市に家族(&祖母と叔母で)旅行に行ってきました。

母方祖母の実家で、今は大叔父夫婦が住んでいます。
何年か前に、その近所の久野城の事でも書いたかと思いますが、それ以来の訪問です。

今回はせっかくなので、出来立てホヤホヤの新東名で行こうと。

さすが、新しいので美しい程の道路。
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幅も広いし、混んでないので、まるでテストコース走ってるみたい。走ったこと無いけど。
曇りで富士山が見えなかったのが残念。

こちら、途中で休憩した静岡SA。
肉まん食べました。
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デザインがなんとなく、ガンダムぽい外観ですが…

実は中にもおられましたw
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Tシャツとかアクセサリーなどのグッズ店でした。
旧ザクやパプア艦のTシャツといった、個人的にかなりグッとくるマニア柄もあったのですが、ガマン。
こういうの、買っても、余り着る機会が無いんですよね。

その他、土産屋には、タミヤマークのシャツやハセガワのプラモデルが。
静岡県はプラモメーカーの本社が多いから、それで物産というわけか。
SA限定のキットとかあったら、と気にしてみましたが、特にそれといったものはなく。

ちなみに、最近のSAはドッグランを併設してるとこ時々見かけますね。ここにもありました。

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実質リメイク決定か? 1stガンダム

(今では買ってないが)角川の雑誌で『ガンダムエース』てのがある。

その最新号で発表されたばかりらしいが、同誌連載中の『機動戦士ガンダム ジ・オリジン』(安彦良和)がアニメ化の方向で動く事が決定したとのこと。

また聞きなのでガセではなかろうかと、未だ疑ってはいるのだが…。
ま、事実だとしても、本当の1stに敬意を表して、一応は別作品て事で制作するのではあろう。
しかし、話の筋はほぼ1stをなぞるわけであるから、実質リメイクと言えなくもない。

新しい映像で見たいという気持ちもあるが、やはりこういうのはファンの妄想に任せておくに止めておいた方がいいと思うのだが…。

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久々の富野節

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0907/08/news010.html

同時通訳してる人は大変だったでしょうな(笑)。

それにしても、実物大のガンダムはちょっと見てみたい。

ついでに水陸両用MSもあれば面白そうなのだが。
個人的にはゾックが好きだが、シャア専用ズゴックあたりが賛同を得られそうな気がする。

小田原でもせめて上井草みたくブロンズ像でも立たないかな。
ガンダムはもういいので、ホウジョウからみで「リーンの翼」とか・・・(逆に知名度無いか)。
実物大の富野御大像は・・・・・・
しかし、北條早雲公と並んで小田原の偉人は皆坊主頭というのも(笑)。

・・・いや、いいかもしれん。
野望ある男達のヒーローとして(嘘)

伝統工芸の提灯で、まずはハロかスペースコロニーを作ってみるというのならできそうだな…。

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イデオン 発動編

20数年ぶりに観た…。
凄すぎる(笑)。当時、よく子供に見せたと思う。

壮絶なラストとコスモのアフロしか記憶に無かった作品だが、これはある意味、『機動戦士ガンダム』もしくは映画版Ⅲの続編なんじゃないのかな?当時の富野監督が主張したかったテーマとしては。

富野本とかほとんど読んでないから、もしかしたら違うのかもしれないけれど。

でも、結局『逆襲のシャア』でも業(ごう)と共に主人公が散ってしまってる…


「みんな星になってしまえ!」
サイコフレームが無ければ、カーシャのセリフのまんまになったのかもしれん…
(俺もそれ叫びたいわw)


それにしても、何なんだ。
この観終わった後の脱力感は・・・

音楽は良かった。さすが、すぎやまこういち。

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富野御大小田原講演

以下は、思い出しながら携帯で書いたので、まとまりの無い文章で申し訳ありません。
私が脳内補完している部分も幾つかあると思います。
ただ、「こんな内容でした」という点がお伝えできればと思います。

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先日24日の夜、小田原箱根商工会議所の青年部オープン例会で富野由悠季監督が講演し、私も地元の友人と連立って聴いてきました。
http://www.odawara-yeg.com/

富野氏は『機動戦士ガンダム』シリーズ他の監督としてよく知られており、小田原市のご出身(多古だそうです)。
しかしそんな事を知ったのは、私の場合、ネットで色々な情報を見れるようになってからで、具体的な内容を目にしたのは小田原市広報誌2001年4月1日号によるインタビュー記事でした。
それ以前も、レコードの類に付いてるミニコメントなどで目にもしていましたが、なんとなくネガティブ思考な人というイメージがあるくらいだったでしょうか。
今ネットで氏を検索してみますと、やはりなかなかの個性的人物のようです。
氏ご本人を「御大」と呼ぶファンも多く、その語録もはや伝説化している感すら見受けられます。

今回わざわざ出向いて講演してくれる(しかも無料)ということで、地元ミニコミ誌で告知を見た私はすぐ予約をしました。
その時、注意されたのが「撮影や録音の禁止」「サインや質問の不可」「コスプレ禁止」という点。

今回は商業イベントではないし、特にアニメファンが対象というのでもない。また、肖像権がある方だというのも分かります。が、コスプレというのは・・・。ココは小田原ですよ(笑)。
友人曰く「見たことある」とのことですが、ほんとかな。甲冑武者じゃないのか。

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まあ、監督サイドからの毎度基本的なお約束事項なのでしょう。
当日の注意書きにも「コスプレをみたら監督はお帰りになるかもしれません」とありましたが(笑)、あいにくそういう方はおられませんでした。
見たことない私は内心期待していたのですが(笑)。

講演会は「市外からも申込可」との事でしたので、私達は早めに商工会議所へ。
それでも、すでに入場待ちをしている人がいました!
名前と入場券を引き換える時に名簿が何枚か見えましたが、実際に市外から来ている人も少なくない模様。
地元でもミニコミ一紙に小さく広告が出ただけなのに、よく情報を得たものです。
まあ、それだけに参加者全体としては少ない方だったのかもしれませんが。

来場者は私達のような30代~40代男性が多いかと思いきや、女性も結構多く、3割以上はいたのではないでしょうか。このあたりも幅広い人気振りがうかがえました。

19時。
拍手と共に御大が入場。
やや暗いウグイス色のソフトスーツに黒いキャップ姿でご降臨。
地味な姿だが、実はよく見るとスーツ裏地の一部がどピンク(笑)。
私にとっては初めて見る御大である。
見た目は静かな小柄なオジサンという感じ。

挨拶もそこそこに背後に掲げられていた《世界的アニメーターに学ぶものづくりの秘法》という演題を指し
「まず訂正させてもらいますと・・」

現在、大学ばかりか国費で海外まで講演に行かせてもらっているが、これも数年前から日本のアニメというものが売れる、つまり金になるからということでこういう動きになっている、ちょっと考えられなかった事です(ちょっと困惑してる感じ)。と、やんわり知名度におっかぶさって町興しに期待する視線に釘を刺した(ように見受けられた)。

さらに、「私はアニメというのはかなり嫌いです」と(笑)。
初富野な私にはもうどうなることやら、ドキドキワクワク。


御大自身の簡単な歩みとして、ご両親が東京から小田原へ越し、市内多古で育った事。
S高校を出て日大芸術学部で学び、映画制作を志したが入社が果たせず、絵を多少描けたこともあってアニメ会社(虫プロ)へ入社したが、本意ではなかったこと。
当時アニメーションという呼び方は一般的でなく、「テレビ漫画」「漫画映画」と呼ばれ、専ら子供対象の低俗なものだったこと。職業としてもまともなものと思われず、家族にも不安がられたこと。などなど。

当時のアニメ映画といえばディズニーが一般的で、自身も子供の頃の映画教室で『バンビ』を観たのを覚えているが、動きが攻撃的に見え好きになれなかった。そうです。
そんな作例を目にして、「子供相手だからと馬鹿にしたような作品からは良い物は生まれない」という思いに至ったという。

やがて虫プロ出身者らで立ち上げられた「サンライズ」という制作会社でアニメ監督を務める事となり、ロボットアニメを色々手がけることに。
だが、当時のロボットアニメは「悪い宇宙人がいて、どこかの天才博士が島に基地を作って、正義の熱血少年が巨大ロボで戦う」ような勧善懲悪もの。
ただ、スポンサー企業の玩具を売るのが目的の低俗なものだった、という。

そんななかでも、敵のロボにも人間が乗っている事を描いたりなどして、単純でない作品を試行錯誤してきた。
そして、毎回、スポンサーの望むようなロボットの戦闘が行われるような世界をリアルに構築するには、宇宙人とかではなく異なる主義同士の戦争というものが相応しいと思い至った、のだそうです。

戦争となると御大のイメージするのはやはり太平洋戦争で、15歳の少年がパイロットになるという異常な状況には特攻隊の若者のイメージが投影されているとか。
つまり、扱い方もろくに知らずに戦場に送り込まれていく若者の姿。
当初の設定とは別に、主人公のアムロは実際には17歳と考えて描いていたそうです。
(ということは、シャアは20代?)

ロボットもそれまでのような巨大なものではなく、兵器らしい大きさに設定。
だが、それでも地上で戦うというのは無理があるということで、 宇宙。
これはまた手抜き方の一つでもあったそうです。
宇宙だと背景が簡単だから(笑)。

ただ、スポンサーとしては比較物が無いとロボットの巨大さ(つまり玩具購入に結びつくような、強さのイメージ)が分からないとして、クレームがついたという。

ならばと、今度はスペースコロニーという宇宙空間に浮かぶ人工大地を設定したのだとか。
「だから、第一話『ガンダム大地に立つ!』というのはウソなんです(笑)」と仰っていました。

結局、最初のガンダム本放送視聴率は、思うに上がらず打ち切りに。
それが、再評価に結びついたのは実は女子中高生、女性のファンの声によるものが大きいのだそうです。
以後、作品作りには女性に受けるものも、という考えがあると。

ちなみに、小説版『ガンダム』に関しては印税による小遣い稼ぎのつもりだったということです。

それにも、制作会社から「ノベライズするならシナリオライターも併記しろ」と注文が付いたそうです。
実際、朝日ソノラマ版の最終ページにはTV版ガンダムの各ライターが載せられているが、誰も実際には小説版には参加していないそうです。

以後も、ノベライズだけでなく小説作品を書いてきましたが、10年ほど前に自分が書いているものはいわゆる文芸ではない、つまり自身は作家ではないと自覚。
それはとても辛い事だったそうです。(Wikiなどで述べられている欝の時期でしょうか)

そして、冗談ではなく、超えたいのは宮崎駿ではなく、スピルバーグとルーカスなのだそうです。
よくジブリの宮崎監督に対抗心を持っているとか言われるが、それは彼が学習院卒という点だとか。
宮崎氏や高畑氏はすごい、と仰っていました。
「でも、ジブリが成功しているのは鈴木氏という名プロデューサーがいるのが大きいのです」 とも。

「ガンダムだって同じ。自身は文字通り作品の「方向付け」をするディレクターであり、これに、当時は最高のアニメーターだと思った安彦良和や大河原邦男といった才能、スタッフ、それに俳優達がいて、あれだけの評価になった。ガンダムの産みの親とよく言われるが個人ではないのです」

「そういう点で、さきほど「アニメは嫌い」と言ったが、映像表現の一つとして大切にしたいと思っている」

「アニメを目指す人に言いたいのは、メカデザインや動く画の良し悪しではなく、演出論や独創性ということ。そうでないと、どんなにCGが綺麗でも何かの真似になってしまう。常識にとらわれず、自身の審美に照らしていくのが大事なのです」
と、だんだん話は熱を帯び、帽子をとって、会場内を歩きながら語られました。


後半では、郷土小田原への言葉として、

「小田原もまさにそうで、私は離れてしまった人間だし、アニメ監督の仕事しかできないから何も手助けできないが、現在や目先の価値観ではなく、その土地が本来持つ条件を見直すべきではないか」

「小田原というのは周囲を山に囲まれているとはいえ、とくに閉じられた場所ではない。それなのに、環境が良すぎるせいか、なかなか足柄平野の外に関わっていかない気質がある」

「私自身が住んでいたから分かるが、小田原と東京の距離は絶妙なところがあって、それが良くも悪くもある。
常識というのは変わっていくもので、例えば今後30年後には車社会がどうなっているか。今こそ昔の小田原が持っていた箱根の麓で江戸の喉元という地勢を見直すべきではないか。」


そして、
「講演に先立ち小田原の歴史、特に北条早雲と二宮金次郎を勉強してみました」
すごい.
アニメ以外も語る気まんまんだったようです。

「北条早雲という人物、私達が小田原にいた当時は学校でも授業で教えてくれませんでしたが、素浪人あがりというのが一般的でした。 それが、実は足利幕府に務めていた人で、旧来を否定した素浪人どころか、むしろ伝統的なものに深く関わっている人物だったわけです。そして、頭角を出したのは「吉良の次は」と云われた足利一門の今川家という保守的なところ。 そういう人が戦国時代のさきがけになっているというのが興味深いところです。」

「つまり、変革というのは伝統(旧来)の延長線上にあった」

「演出的には戦や忍者という方に偏ってしまうが、この人は戦だけでなく領内で検地を進めて国づくりを進められる人だったということです。もとは伊勢氏なのに北条を称していくところも凄いところだと思います」

「二宮尊徳(金治郎)もまた異能な人で、時間が無いので詳しくは語れませんが、道徳だとか宗教だとかみたいな押し付けがましいものでなく、実に簡便に道理を説いています。 ちょっとこの人についてはもっと認知されても良いのではないかと思いました」

「それなのに小田原では受け入れられなかったのは何故でしょうか。尊徳の教えを伝える団体の本部(報徳社)があるのは何故か知ってますか?静岡県ですよ。 どうして小田原でなかったのか?・・・今の小田原にもそういうところがあるのではないでしょうか」

「私が育ったのは小田原氏扇町、全国どこにでもあるようなツマラナイ名前です、昔は多古といった所です。残念ながら海の方の方とは縁が無くて、泳ぎは酒匂川で覚えました。」

「以前、『ガンダムA』という変な雑誌での対談で聞いたのは、日本海溝の底を上げているのは大量の砂利なのだそうです。そして、その砂利の産地に小田原の酒匂川のものが多くあるのだそうです」

「でも今の酒匂川にはダム(飯泉取水堰)があって、砂利がせき止められてしまっている。結果的に御幸ヶ浜の砂も減ってしまったり」

「あのダムは本来県民のためのものではないんです(と利権を匂わす)」

「私がいた頃はなかったものですが、あれが本当に必要なものなのか考えたことはありますか。常識を疑うというのはそういう事なんです。」

「今、エコというのが世の中のキーワードになっています。ですが、これもかなり危ない。皆が正しいと言っているところに怪しいところがある。」
このあたりから段々と未来論へ。

「でも、これからは本当に大変な世の中になります。 100年後にはもしかしたら日本は無いんじゃないかと本気で思っている。そういう意味で大変です。皆さんは。私はそれまで生きていませんから(笑)」

と、このような内容だったでしょうか。
今になって幾つかの富野本などを見てみますと、以前語った内容を仰っていた部分と、そうでない部分があったように感じました。

私にとっては初富野体験でしたが、はっきり言ってファンになりました(笑)。
確かにネタにされやすいほどの話の飛躍ぶりではあります。
でも、常識をつねに疑いつつ己の審美眼を信じて制作にとりくむ姿勢に感銘を受けました。
脳が常に活発に動いてる人なんじゃないでしょうか。

故郷とはいえ、地方の小さな講演会に合わせて本当に色々な本などを読んできてくれたようで嬉しかったです。個人的には、北条氏や二宮尊徳翁に関しての感想などをもっと聞いてみたかった。


当初、質問はご法度だったのですが、途中、ちょっと話の間が空いてしまって、「ずるい手」と称しつつ、監督の方から質疑応答を投げかけてくれました。
が、上のようなルールでしたので、突然言われて誰も挙手せず・・・。
もったいなかったかな。

もしかして、今回は初めての小田原での講演だったのではないでしょうか。
今までは映画祭でのプロフィール紹介くらいでしか触れられませんでしたが、今回ついにご本人が姿を現してくれたわけで、感動でした。
また、出身高校が同じだったという点も初めて知ることができ、小さな希望が持てました。いろんな意味で(笑)。

主催の商工会議所青年部にも、今回の企画をとてもありがたく感じています。

凱旋地として今の小田原はあまりにも小さなステージですが、次回はもっと開かれたイベントでお越しになってくれたらと、再訪を強く願っております。

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脚は飾りじゃないんです!

ミクシのニュース欄で、つい見てしまったこの記事。
http://www.gizmodo.jp/2008/06/post_3856.html

なんだかチープ感大な衣装は置いといても、今ひとつザクに見えてこない。どうでもいいんだけど(笑)。

そうだ、肩のスパイクとシールドが無いのだ。
そして脚部の動力パイプも。
「大リーグボール養成ギプス」&ナイトビジョンゴーグルの方が余程ザクっぽい。ついでにオノ(ヒートホーク)も持つ。
でも、これはちょっと外出禁止のお姿だね。
マジでやったらボルボ西郷なみの変態。

もちろん、そこまでやったら服として成立しないのだろうが、上半身にあれだけパイプを目立たせるんなら、足もブーツのサイドに付けりゃいいのにと思うのであった。

まあ、集団であの格好すれば量産型っぽいのは分かるかもね。
その場合、一人だけ赤いアホが必要。

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このコンビは

たぶん、一話で殉職したあの、ジーパンみたいな名前の上司と部下ですよね?
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