“新幹線の発祥地”記念碑
石和に行っていた19日、地元利用駅のJR東海道線・鴨宮駅南口ではこんな記念碑の公開セレモニーが行われていたようです。
以前、地元商店会や自治会などで寄付金の呼びかけが行われ、回覧板でも回ってきたのでデザインは分かっていたのですが、まさかこんなデカイものだとは思ってなかったのでビックリ。
永く保存したい記念碑なら、もう少し地味で落ち着いたモノの方が良い気もしますけど、まあこれも分かりやすいです(笑)
なんでこんな記念碑がというと、東京オリンピックに合わせて運営実用化を目指していた国鉄が、新幹線の試験走行を行っていたのが、高座郡綾瀬から小田原市鴨宮の試験区間。
その試験基地が鴨宮駅に隣接していました。
今でもその一部が東海道新幹線の線路として使用されているそうです。
それだけ、当時は田舎だったってことですな(笑)。
ともかく、地元の特に駅周辺商店街なんかはシンボルマークに新幹線イラストを使ったりしてますし、駅スタンプも“新幹線と飯泉観音(坂東5番札所)”というシュールな図柄(笑)だったりと、思い入れは少なくないようです。
実は「新幹線発祥地」の碑はすでにあるんですけどね。
駅から離れた軌道内にあるので、一般人はほとんど観る機会がない。
それに凄く地味です。
そんな記念すべき事を過去の事として忘れないように、と発起者が思ったのかどうかは定かではありませんが、イザお目見えしてみるととても自己主張溢れるモニュメントでありました(笑)
(もう国鉄の記念碑なんて頼らん!)とでも言いたいような気持が伝わって参ります。
台座には、もはや一方的とも思える程のさらなるこだわりが。
「新幹線発祥の地・鴨宮」なる歌詩のプレートが埋め込まれていました…。
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