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曽祖母の影

小國神社参拝の後、袋井の大叔父宅へ。
ここで昼食を食べて暫し休息。
観光地よりも、大叔父夫婦が「そうかね、そうかね」と相槌するのを聞いてようやく、遠州に来たなあ、と実感(笑)。小田原に嫁入りした祖母もこの口調だけは変わっていません。

家の周りは、田畑の宅地化・道路化がますます進んできた気がします。
それでも、元農家のこの家が、佇まいゆったりとして落ち着くのは、“遠州の空っ風”で特有な防風林を周りに残しているからかもしれません。

風といえば、先週の台風4号の時は、2日ほど停電になったそうです。全然知りませんでした。
テレビは、首都圏のニュースは事細かに伝えるのですが、ローカルな情報は粗過ぎとのこと。

その後、お墓参りも、と思いましたが、手入れ(草むしり)前なので行かないでと(笑)。
墓所がお寺の裏手高台ということもありますが。
祖母は、前回来た時は自分の足で登れたのですが、90歳を過ぎた今では車イスが頼り。
まあ、私が負ぶっても良かったのですが、祖母も大叔父宅で両親の位牌をじっくり拝んでいたので充分のようでした。

私の記憶に残る曽祖母は、幼少時に会った一度のみ。
夏休みに遊びに行った時、土間のあがりから見送りがてら、当時の私には大額のお小遣いをくれました。
現金なもので子供時代はこういう体験から、素直に「良い人、凄い人」と記憶にしっかり残ります(笑)
それだけに、位牌を前にすると、今の己を省みられる思いひとしおでもあるのですが…
私も、捻くれない立派な爺さんにならねば(笑)!


ちなみに、お寺は(こちらも以前書いた気がしますが)、海蔵寺という曹洞宗寺院。
人懐こいネコが何匹もいたのを覚えています。
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これらの写真は前回(平成19年)に行った時のもの。

歴史としては、遠州今川氏(遠江守護)ゆかりの寺で、室町時代に九州探題を務めた今川貞世の墓(追善塔)があります。
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寺域は貞世の後裔、堀越氏の館跡(堀越城跡)とされ、周囲に一部土塁と堀跡が残ります。
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周囲は年々その趣きも変わって来ているそうで、また現況なども見ておきたかったのですが、そうした史跡関係はまた今度一人で来た時に。土塁とか崩されてないと良いけど。

堀越氏は、後に徳川家康正室の実家とされる瀬名氏を分家していますし、戦国期には駿河今川氏と対立して後北条氏や武田氏とも結んだり、なかなか興味深い歴史がありそうです。


帰るにはまだ時間があるので、そう離れていないところにある「可睡ゆりの園」を見て行く事にしました。
http://www.yurien.jp/
私はその道路向かいにあるお寺、可睡斎に行ったので見ませんでしたが、敷地は広く、色々な種類のユリの花が咲いて見応えあったようです。

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