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百鬼丸さん切り絵展

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昨日の夕方、城址公園の桜を観てきました。
すでに葉桜ではありますが、なんとか今週末くらいまでは花見できそうな具合です。

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ちなみに箱根の方は、まだ元箱根など山上の方は梅が3分咲きとのこと。
桜はもう少し先になりそうです。
こんなに開花期がずれ込むのも珍しい。というか、生涯の思い出にも残りそうな慌ただしさです。
先月末は東博の『ボストン美術館・日本美術の至宝』展を観て来たのですが、この頃はまだ両大師堂の梅が満開といった感じでした。
それが、2週間で葉桜とは…。

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ところで、昨日城址公園に行った第一目的は桜にあらず。この切り絵展が目的でした。
時代小説の挿絵や表紙などで活躍されている切り絵作家・百鬼丸さんの作品展。
今まで膨大な作品に絵を挿しておられるので、時代小説好きな方なら一度は目にしているはず。
http://www.hyakkimaru.com/

今回の展示では、それら挿絵・表紙絵などの作品は一部に止め、ご自身の企画である等身大武将シリーズが並べられています。
現在は真田十勇士と北条五代が制作進行中。
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運良く私が行った時はご在廊で、見学者が少なかったのもあり、小1時間ほどお話しすることができました。
百鬼丸さんのご出身は山梨県富士吉田市。ご実家は商店をされていたそうで、子供の頃は富士登山の客相手に笠や金剛杖の販売を手伝ったりした事もあったとか。
現在は、埼玉県川越市在住で、切り絵教室も開いてるそうです。
グッズ類に河越重頼の手ぬぐいというマニアックなのがあったのは、そんな理由からでした。

しかし、マニアックさでは(特に作品の対象とするには)小田原北条氏五代も二十歩百歩。真田十勇士ならまだ分かるのですが。実はそれが一番気になっていました。なぜに小田原へ?

接点になったのは、どうやら外郎(ういろう)さん。
一昨年出された小説『ういろう物語』(山名美和子著、新人物往来社)の表紙を手掛けたのが縁で、今回小田原の桜まつりに合わせて場を設ける事になったのだとか。
以前NHK大河ドラマの巡回イベント『風林火山』展では作品が大好評だったそうで、今後は歴史名所でのイベント等で作品展を開催されていく構想なのかもしれません。
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これは“北条五代を大河に!”と目指している市としてもウェルカム企画だったらしく、そういえば以前の市広報で市長と対談している記事がのっていました。
市からの条件としては、早雲寺の北条五代像のイメージを使って欲しいという事。そのほかは結構自由に任されてるようです。

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右が、1作目の北条早雲。そして左が2作目の氏康。
頭の形や顔のパーツなどが参考になされているのが良く分かります。
ともに直垂姿、そして三つ鱗散らし。
実際の早雲寺像では早雲が僧形、氏康が鶴亀文様の大紋なのですが、黒白の切り絵という表現で武将らしさを出すにはこのスタイルの方が良いとの事。三つ鱗はシャープさを出すのに採用したとのことでした。
確かに、このスタイルでしたら鶴亀のような曲線はキャラクターにとって余計な情報かも。
早雲は画像の時よりも若い時期という設定。

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こちらは、制作中の氏綱。
三つ鱗はありませんが、かなりカッコイイです。
ちなみに、氏政・氏直は束帯姿でいくとの事。

今回の企画を縁に、また別な北条キャラも手掛けて欲しいと思いました。
それとなく聞きましたら、風魔小太郎は頭の中にあるようです。
せっかく川越に引っ越しされたのですから、と北条綱成(&福島伊賀守も。笑)と大道寺政繁を推させて頂きましたが、いつか実現すると良いなあ。

最後に、グッズの手ぬぐいと絵ハガキにサインを頂いてきました。
百鬼丸さん、色々と雑談を交して頂きありがとうございました!

来週からは上田で展示をされるとの事です。

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