小机城址まつり

久方ぶりに小机城址へ。
4月第一日曜は「小机城址まつり」が開催されているが、今回は横浜市歴史博物館の展観を兼ねて見物することにした。
展示は「海賊 -室町・戦国時代の東京湾と横浜-」。
かなり前から楽しみにしていた特別展だが、出かける数日前になって展観予定日が小机城址まつりに重なる事に気がついた。
小机の駅に着いたのは10時過ぎ。
前回、小机に来たのは、小笠原殿(猛馬飼育係殿)がこの駅近くのアパートに居た頃だから、もうずいぶん経つような気もする。だが、駅前の商店街の雰囲気はそのままで、それほど馴染みのある街ではないが、懐かしく感じた。
駅構内で実行委員の方にイベントのプログラムを頂く。
前回の時は白黒の面白みのない予定表だった気がするが、今回のものは小机城イラストや略年表、写真などが掲載された立派なカラー印刷。今回で第17回ということだが、大分こなれてきたようだ。
小さなことだが、プログラムやポスターがカラー印刷で体裁整っていると、よりしっかりした観光イベントに見えてくる。
プログラムを配っていたのは70代位の男性だった。
自作らしい郷土史冊子を「私が作ったんですけどね」とまるで農夫が自作の野菜を客に配るように、一冊一冊手渡ししていた。
自治体・行政単位では横浜市港北区だが、こういう昔から住んでいる人にとっては“小机”と呼ぶのが自分の故郷なのだろう。
パレードにはやや早かったので、我々は、北条時代の小机城代・笠原越前守一族の菩提寺である雲松院に墓参。
その後、城址でパレード到着を待つことにした。
小机城址は、小机駅から徒歩10分ほどの距離だが、雲松院は駅舎を挟んでほぼ対岸の尾根に沿った場所に位置している。
どうやら門前の小さな社(稲荷・白山)の裏道から尾根伝いに小机城址へ歩けるようだったが、今は逆に時間がかかりそうなので、駅前に戻り道伝いに向かった。
尾根伝いに城と城主の寺が連結していることは珍しいものではない。
ここはさらに同じ尾根上に別の砦跡の伝承地もあるので、地図上でそれら諸要素を旧道などと併せて展開してみるとまた興味深いものが見えてくるかもしれない。
イベントそのものは地方によくある小規模な武者まつりで、高津の貸甲冑を着た武者と足軽隊、そして姫と女武者隊。

背中の指物や旗は笠原家の家紋。

一応、三献の儀や出陣式(伝令~出陣の下知~鉄砲~ときの声)などがある。
ただ、皆なんとなくこっ恥ずかしそう(笑)。
子供武者隊が結構多い。
見学者の中にはその父母・祖父母らもかなり来場しているようで、子供武者が会場内を歩いているときは、カメラを持った母親達がぞろぞろと移動していた。
一見、運動会の光景のようでもある。
それに、ペリー提督や外交使節のような一団が加わるあたりが横浜市のイベントらしい所だろうか。
大河に便乗して、ホンの一時だけど城主だった三郎も出しちゃえば良かったのに(笑)。
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