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秋葉原でクラッと

先月の、というか正月期間の話なんだけどね、最近ようやく免疫ができつつあるようなので書いておく(笑)。


2009020201
日記には書きませんでしたが、今年の正月七福神めぐりは、江戸最古とされる谷中七福神に行ってきました。
その折、というかこちらの方が先の件だったのだけど、某鬼女史と久々の再開。
もう10年ぶりに近いような、まあそんくらいの超久々。
場所は日暮里は天王寺の毘沙門堂前。
「元気かい?」とかお決まりの言葉を交わす前に、いきなり仏像観察の見仏モードに入った我々でありました。
いや、このテンポ相変わらず。
ま、肉体は経年劣化してるけどね(笑)。お互い様。

その後、田原町あたりでPhallusもとい金勢和合稲荷を見物。
田舎に行くとよくあるけどね。
2009020202
浅草でこんなご立派なのに出会えるとは思ってませんでした。
遊郭にゆかりのもののようですけど。
空襲の被害にはあってるのかどうか、陰も陽もやや草臥れのご様子。

昼食は浅草・伝法院前のたぬき通りでカレー。
で、浅草寺参りしてから、秋葉原へ。

こちらはもっと久し振りの訪問。
21世紀に入って初めてというか、最後に行ったのは94年頃ではなかったかと思う。それも、電気屋にちょっと寄っただけ。
近年、テレビや雑誌で見る度、いったいどんな街になってるのか気にはなっていたのだけど、特に寄る用も無く。

そんなアキバ…。
こんな機会なので、その道の猛者である鬼女史に案内を請うたのでありました。
マンガ読むのは嫌いではないので、何か新しい発見でもあればなと。

行ったのは、名前も忘れましたが、駅近くのビル。
各階ごとに、漫画店、模型店、人形店などなど、圧倒される商品の豊富なこと。
が、アニメ・漫画ともに多分80年代末を境に殆ど接していなかった自分ですので、それらが一体どんなグッズなのかも分かりませんでしたが、全体的に子供向けではないような気がしました。値段とか。

実際、サラリーマンやOLの客が多く、グループでやたらウンチクを語っていたりとか、商品を見る目とか、なんか違う…。
唯一、居場所を見つけたように思えたのは、スコープドッグの模型があったトコと『人狼』の特機隊フィギュアを見かけた時ぐらいか(笑)。

あと、レンタルロッカーて言うんですかね。
駅のコインロッカーサイズの透明ケースに各自のコレクションというか、販売品を置いて売買できるようになってるやつ。
田舎の無人野菜販売の会員制みたいなのでしょうか。
なかなか良いアイデアだと思いました。

アキバ滞在時間はそれほど長くなかったはずですが、正直疲れました(笑)。なんか気圧が違う世界な感じ。
ビルの中はどこも狭いし、品が多すぎて目が疲れる。
たぶん、色んなフォント(とか絵文字とか)が氾濫してるせいかも(笑)。
普通に書店で背表紙見てるだけなら、あんなに疲れないと思う。

茶店で鬼女史から、
「アンタ、上野とか浅草では元気いっぱいだったのに、秋葉原で10年くらい老けこんだんじゃない」
と言われたが、まさにそんな感じでグロッキー。

秋葉原駅で女史と別れた後に、もう一度気を取り直して街探検に出たけど、どこがさっき行った店かも分からなくなっていた。
あるビルに、成人向け同人誌コーナー(しっかり男女別にフロア分けされていた)というのがあったので、エロコーナーでも眺めれば元気(爆)が湧くかなと思ったのだけど、甘かった…。
男女とも客多いし、通路狭いし、商品みんなビニ本(死語)状態だし。
何というか、上野や浅草の怪しいグッズ店にいるみたいなワクワク感とは違うんですね。
(店番にお爺ちゃんやお婆ちゃんが居ないからかな?)

結局、蒼庚斎の第一次秋葉原探検隊は目的(今の自分でも楽しめそうなマンガ探しw)を果たせず撤収したのであります。

もう自分で探すのは諦めよう(笑)。

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