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手を出してしまった・・・日本妖怪大百科

『戦国覇王』で消耗して以来、この手のパートワークの定期刊行物はもう手を出すまいと思っていたのに、600円の手軽さと死角をついたようなテーマ、そして月刊というお気楽さに負けてしまった・・・。

まあ、いいか。月600円だし。
立ち読みした時、中高生の頃に読んでいた学研の『ムー』を久々に手に取ったような、そんなワクワク感を感じてしまったのだな。
単なるお化け図鑑でなく、民俗学的解釈や絵図における洒落などにもさらっと触れている。
もちろん、写真が飛び切りデカイので文字数情報量は微々たるものだが、そんなものはこの手の雑誌に求めていないので結構。
写真も、よくある写真プロダクションや観光協会などの借り物ではなく、現地ロケのオリジナル作品が多いので好感触ではあった。

創刊に限って、一号と二号の同時発売。
一号は河童がテーマで、二号は鬼。
次号は天狗で、これまた楽しみ。
というか、最も興味深いテーマの一つであったりして。
刊行予定は全巻で10冊とこれまた控え目。
揃えてしまおうかな、とかなり迷っている(笑)。


それにしても『戦国覇王』は・・・。
亜鉛合金製の着色済み戦国武将フィギュアのコレクションシリーズ。
75号全巻そろえましたが、週刊で各巻1800円弱は意外と辛かった・・。
発行はデルプラドジャパン(代理店扶桑社)。
欧米などではミニカーやヒストリーフィギュアなどでかなり前から知名度が高いのだけれど、日本では結局、寿命短く倒産してしまった。
それも、『戦国覇王』の途中で破産宣告。
以後は書店予約者のみの販売となったので、なんだか会員制の冊子を購入していたような気分でした。
それに、毎号がフィギュアの保護箱になっているため、がさばることこの上ない。一つで『市史』とか並の厚さなので、二三週間本屋に行けなかったりすると本屋の方でも置き場に困っていた模様。
そんな武将フィギュア達も、今ではずらりと飾り棚の中に居並んで、見慣れた光景となっている(笑)。

それにしても、大して売れ行きも無かったと思われるのに、よくも75号まで出したものだと思う。
今後もこれだけの規模では商品化されることは、もう無かろう。
まあ、人形は中国で着色されていたようだから(鉛が入ってるかもw)、大量に発注してしまったからには最後まで売り切らないといかんのだろうけど、こんな前例の無い企画だけに最初は月刊で10号くらいまで様子見するべきだったのではなかろうか。

ラインナップとしては、有名どころの信長・秀吉・家康とその重臣や関ヶ原の武将たち、信玄・謙信に中国・四国・九州の武将などだけでなく、秋田実季や津軽信為などといった全国的な知名度では低めの武将なども出ていたのが面白かった。
北条家については、早雲が出たので喜んでいたら、氏康も商品化。感激のあまり喜びのメールをデルプラドに送ってしまった(笑)。
ただ、関東の武将としては少なめで、ほかには佐竹義宣くらいか。
全体的に戦国末期の武将シリーズではあるが、早雲も出たので太田道灌も出るかと期待はしていたのだが、こちらは出なかった。
あと、南蛮服の支倉常長や、甲冑にロザリオを着けたキリシタン大名・大村純忠などもあり、バラエティ豊かな造形で楽しませようという、企画者の意図が今でもフィギュアから感じられる。


『覇王』の話の方が懐かしさのあまり長くなってしまったが、ともかくこれに懲りて以後、週刊百科などはなるべく買わないようにしている。
一つ買うと、他のも欲しくなるから。
それでも、時々、衝動的に一冊買ってしまったりするのだが。

しかし、何故に寺や仏像を扱ったモノが多いのだろうか。
以前も複数の社で「日本の城」などを出していたが、「世界の城」とか「世界の甲冑」なんてのも面白いと思うのだが。

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