« カトリック教会の桜 | トップページ | 蕗谷虹児展見学 »

根府川釈迦堂参詣

Nebukawaeki01
花祭りの今日、根府川の釈迦堂に行ってきました。
祖父は毎年花祭りの日に必ずお参りして甘茶を買ってきてくれました。
私が初めてお参りしたのも祖父に連れられてです。
そんな場所でありますので、祖父の供養も兼ねてお参りに行ったわけであります。

Nebukawashakado01
天気予報で伝えていた通り、ここも午前中から正午にかけて強い風雨にみまわれましたが(上の根府川駅写真は帰りに撮ったもの)、駅を出て白糸川河畔の釈迦堂に参り、窟外に出るとすっかり晴れ渡っていました。
「窟外」と言ったのは、この釈迦堂は地下にお参りに行くようになっているからです。


Nebukawashakado02
本尊の釈迦如来立像は、白糸川の岸壁に陽刻されていますが、かつてここに岩泉寺(現在は崖上に移動)があってその境内岩盤に彫られたと考えられています。現地の案内板では明暦2年(1656)の像立と推定されていますが、実際よく分かりません。ただ、近世にはこの地区の村民たちに厚く崇敬されていたのは確かなようです。
地下に埋まってしまったのは、大正12年(1923)9月の関東大震災によるものです。根府川村はこの白糸沢の山津波によって大被害を受け、根府川駅も列車もろとも海に押し流され、お釈迦様も上から落ちてきた東海道線の鉄橋と土砂に埋没してしまいました。
その後土中から発見されますが、洞中のお釈迦様として覆堂が設けられました。以前は岸壁の見上げる仏像であったそうですが、今では覆堂から3m程降りたところにお祀りされています。

釈迦堂入口で香の花とロウソクを頂き仏前に奉献。
いつもの花祭りだともう少し混雑していますが、先ほどまでの天候のせいか、人影もまばら。
その分、心を込めて参拝することが出来ました。

Nebukawasekisyoato01
参拝の後、箱根の裏関所であった根府川関所跡などを散歩して、駅に戻りました。
もう葉桜です。

|

« カトリック教会の桜 | トップページ | 蕗谷虹児展見学 »

季節・歳時記的な」カテゴリの記事

石仏・石塔など」カテゴリの記事

小田原」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 根府川釈迦堂参詣:

« カトリック教会の桜 | トップページ | 蕗谷虹児展見学 »