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新たな小田原城障子堀

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昨日の各新聞(県西版など)で報道されましたが、小田原市栄町1丁目の住宅予定地で新たな障子堀が出土しました。実は祖父が緊急入院した3月半ばから調査しているのに気がつき、折々観察していたのですが、途中から明らかに障子らしいのが見え出したので気になっていました。
場所は、小田原郵便局の裏あたり。
今でも近世三の丸の北東隅櫓石垣が残っていますが、ちょうどその南隣のスペースです。
確認範囲内の出土堀は、近世三の丸の堀と併行しているようですがかなり内側の位置です。また、土塁上に木の根が2株ほど。そして、北側の堀底に障子が立っているように見えました。(写真はともに4月8日撮影)
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結局、13日の紙面発表で概要が明らかにされました。それによると・・
「堀は幅4.35m以上、深さ4.15m以上。障子はは高さ1.6m前後で二箇所確認。切り株は杉で6本分。堀の形態、出土遺物(漆椀等)から北条氏による作築と推測。」
今後、分析など成され、来年秋「平成19年小田原市遺跡調査発表会」で結果が発表されるとのこと。
また今回の障子堀出土は、小田原城で31番目の発掘だそう。
それら何れもが、後に埋蔵もしくは破壊されて陽の目を見ていないのは残念ではあります。
お隣の山中城が障子堀で高評価されてるのは小田原でもよく認知されています。でも、今まで一つも保存整備活用が成されないのは一体どういうわけなのでしょう。民間建設に伴う調査とはいえ、小田原市議会および市長は、ここまで発掘例が頻繁になってきたら、遺構保存のための条例なり得策を強力に講ずるべきでは?それとも、近世二の丸域内と大外郭の山地部のみ保存整備すれば他は必要ないと考えてるのでしょうかね?

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