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蕗谷虹児展見学

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先日偶々、かもめ図書館に本を借りに行ったら、告知ポスターで「蕗谷虹児展」が山北町で開催されていることを知りました。よく見れば9日が最終日。
ということで行ってきました。
折りしも山北駅周辺は桜祭りの最中で、珍しく賑やか。
ここの桜は御殿場線の線路沿いに植えられた桜並木でメインで、渡線橋の上には、電車と桜をセットに撮影しようと鉄道ファンやアマチュア写真家が待ち構えていました。
今春、東海道線から退役した湘南電車(緑とオレンジ2色のやつ)も御殿場線ではまだ健在。来年の今頃は鉄道ファンの写真家が増えるかも。(別に私ゃファンとかではないけど、あの車両が消えたのは少しさびしいね)

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蕗谷虹児展は農協・山北支店の建物で行なわれていました。
蕗谷虹児氏は新潟県新発田市の生まれ。竹久夢二を継ぐ抒情画家(作家)の一人として、主に婦人誌の押絵画家として活躍した方。都内で活躍していたが、戦時中に山北に疎開し、戦後暫く住んでいました。
今でも当時のアトリエ兼住宅の建物が個人宅内に残されています。
在住の間、山北高校の校歌や校章のデザインなども手がけていますが、現在、町内外近郊に残る絵画作品は数点のみのようです。
展示の紹介で、虹児氏子息の蕗谷龍生氏が語るところによれば、作品の多くは押絵という性格上、原画よりも印刷物としてのみ残されているものが少なくないのだとか。
今回の展示は、写真資料コピーや借りてきた作品数点を展示する小規模なものでした。
ですが個人蔵の作品などは初めて観るもので、楽しませて頂きました。こういう展示を観たのは数年前に弥生美術館に行って以来のような気がします。
いつか新発田市の蕗谷虹児記念館も訪れたいもの。

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せっかくなので旧アトリエを眺めに寄り道して、疎開当初に寄寓した種徳寺にも足を運んでみました。
駅前商店街は、昭和のレトロな雰囲気が残っていて、それを眺めるのも楽しい。山北町ではこういう雰囲気や、蕗谷虹児関係資料を「町おこし」に生かそうと試行錯誤しているようですが、期待したいもの。

商店街ではツバメがあちこちの店先に巣を架けていました。

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