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沼津へ(5)八幡神社「対面石」・三島大社

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沼津から帰りの道すがら、黄瀬川大橋を渡ると右手に「源頼朝・義経兄弟の対面石 八幡神社」という看板が見えた。以前からこの道を通過するとき気になってはいたが、まだ訪れたことはなかった。昨年大河ドラマの「義経」でも番組後のミニコーナーで紹介されていたこともあり、ちょっと寄ってみることにした。
境内前の桜並木は昔からの参道の趣がある。
社前の鳥居や玉垣は最近建て直されたらしく、白御影石が夕陽にまぶしかった。鶴岡八幡宮に倣った石の太鼓橋もある。
驚いたのは社殿で、拝殿の扉は自動ドアである。戸が開くと雅楽が奏上される仕組みになっていて、無人ながらも心が引き締まる。賽銭箱の上には神社の由緒書があって持ち帰れるようになっている。なかなか親切な配慮だと思った。
対面石は社殿の左後ろにある。Simizuyawatajinjya02

この地で頼朝・義経兄弟が涙の再会を果たしたことを記念する、二つの石が東西に置かれていた。
境内には源頼朝を祭神とする白旗社もある。
八幡神社(やわたじんじゃ)の詳細に関しては同社のホームページ(http://www.inarijinja.com/yahata/)を拝読いただきたい。
清々しく参拝できる宮の森である。

Mishimasakura
さて、陽もすっかり傾いてしまったが、急ぎ足で三島大社へも参拝。
帰路これから通る箱根路の安全を祈り、社務所で神印を頂く。そして暫し境内の散歩を楽しんだ。早咲きの河津桜はもう満開でした。

ここにも頼朝モニュメントの頼朝・政子の腰掛石がある。
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先ほどの八幡神社の対面石が床几なら、こちらは背もたれ付きの椅子のような形である。
三島大社に関しても、同社がホームページ(http://www.mishimataisha.or.jp/)を開いているのでそちらを見ていただくとして、私が好きな神社授与品を紹介したい。
まず絵馬。
頼朝はじめ武家の崇敬厚かった同社らしく、迫力ある武者絵の絵馬が格好よいのです。また、年始の干支モノ絵馬は「三島駒」といわれる独特のもので、とても肉厚の板なのです。
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もう一つが「暦(こよみ)」です。
今ではどこの寺社でも配布している暦ですが、古来関東・東海では三島暦が広く用いられており、徳川政権下では三島暦が公式の暦とされていました。江戸時代の三島宿の名物土産でもあります。
渡来した朝鮮陶器の文様を三島暦の図柄になぞらえた「三島茶碗」の呼び方にも、かつての知名度が偲ばれるかと思います。
まあ、現在大社で頒布している暦の内容は他の神社のものと大きくは変わらないように見えますが、それでも由緒あるものですから、歴史好きの方への洒落た土産に良いかもしれません。
と、そんな事を書きながら検索してみたら、つい最近「三嶋暦師の館」というの(↓)がオープンしたのを知りました。面白そう!ここで販売してる現代版・三嶋暦はちょっと欲しくなりました。新たな三嶋グッズ発見です。
(ちなみに私のこの文章は3月5日の日記として、5月5日に書いたものです)
http://www.geocities.jp/mishimagoyomi/

境内散策を終えて駐車場に戻ると、我々が最後の車であったようだ。
でもまだ夕陽の明るさが持っている。
箱根を西にひかえた小田原よりも日が長いことを実感する。その分、日の出が遅いということか。
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帰路の途中、山中城跡で西を望む。
隠れていた富士山のシルエットが今日最後の絶景だった。

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